日高の生産者の進出に不快感を抱く青森の牧場関係者

だいたいそれまでは青森の場合、JRA抽選馬(現・育成馬)を5頭程度は毎年買っていただいていたのですが、この年は、5頭中4頭が日高から遠征してきた馬で占められるようになってしまって、ずいぶん地元の生産者からお叱りを受けた(笑)ものでした。

実際に私もこの平成15年に青森へ遠征した日高のコンサイナーの一人から「お前ら、俺たちの金を全部持って帰る気か?と青森の生産者から嫌味を言われた」というようなエピソードを聞いたことがある。

こんなこと言っているようじゃあいい馬は育たない。このコラムの下の方にも出ている若手の生産者の方に期待するしかない。
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